ツエサカ~日常はツエーゲン金沢~

【ツエーゲン金沢】vs FC町田ゼルビア【天敵は天敵のままに、7試合ぶりの敗戦】

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 アウェイの金沢が試合中に見せたスキを、狡猾に突いた町田が、ホームで2連勝を飾った。

 戦前、町田の相馬 直樹監督は、酷暑下での試合は集中力が途切れやすいことから、「生まれたスキをどう突くか。それを仕留めるかはすごく大事なこと」と話していた。まさに町田が43分に奪った先制点は、相手に生まれたスキを的確に突いたゴールだった。

 中盤でルーズボールを拾った金沢の佐藤 洸一だったが、ボールをうまく処理し切れず、こぼれたボールが平戸 太貴の下にわたる。そして目の前にシュートコースが見えた平戸が迷わず左足を振り抜くと、弾丸ライナーのシュートが金沢ゴールに突き刺さる。金沢戦を前にした平戸は「ゴールを決めるチャンスで決められれば、もう一つ上のレベルに行けると思う」と話していたとおり、“有言実行”のゴールを奪ってみせた。

 1点を先行されたアウェイの金沢は59分に山﨑 雅人を、64分に清原 翔平ら交代選手を投入し、反撃を試みる。しかし、67分に山﨑が迎えたシュートチャンスはGK福井 光輝に阻止されてゴールならず。また直後の68分に創出した垣田 裕暉のヘディングシュートは、右ポストを直撃してゴールを奪えなかった。

 終盤はお互いにゴール前まで攻め込むシーンを作ったものの、ともにゴールは生まれず。1-0のまま試合終了のホイッスルが鳴り響くと、今季2番目に多い観客数7,214人が詰めかけた町田市立陸上競技場は、勝利の喜びに満ちた大歓声に包まれた。

スタジアム町田市立陸上競技場
入場者数7,214 人
天候/気温/湿度晴/30.8℃/66%

順位勝点得失点得点失点
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【ツエーゲン金沢】vs ジェフユナイテッド千葉【真夏の大逆転劇】

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 ともに天皇杯3回戦から中3日となった勝点28で並ぶチーム同士の一戦。神戸戦から3人を入れ替えて臨んだ千葉は、神戸戦と同じ[3-4-2-1]でスタートし、前からプレッシャーを掛けにいくが、うだるような暑さの影響もあり運動量が上がらず、守備がハマらない。すると13分、金沢は右サイドを攻略し、最後はゴール前に詰めていた宮崎 幾笑が押し込み先制する。なかなかパフォーマンスが上がらない千葉は19分、船山 貴之をトップ下に置く[4-2-3-1]に変更。すると徐々にリズムを取り戻し、金沢のゴール前に迫る場面が増えるが、ゴールには至らない。35分にはシステム変更で右SBに出ていた岡野 洵に代えて、山本 真希を投入し、攻撃姿勢を強める。それが実ったのが45+1分、為田 大貴が粘って得た左CKから中央で増嶋 竜也が逸らしたボールをラリベイが合わせて、同点に追いついてハーフタイムを迎える。

 後半立ち上がり、千葉が前半の勢いのまま、セットプレーから追加点を奪うことに成功する。50分、ペナルティーエリア手前左からのFKで船山が送ったクロスをエベルトが頭で強烈なシュートを叩き込む。55分には今度は右CKから増嶋が頭でネットを揺らし、リードを2点に広げる。マラニョン、石田 崚真を投入した金沢は攻撃姿勢を強め、68分には清原 翔平をピッチに送り出して最後のカードを切る。すると74分にオウンゴールで1点差とすると、その2分後には沼田 圭悟のクロスにマラニョンが飛び込み、試合を振り出しに戻す。そして、アディショナルタイムにドラマ。金沢のCKの場面でPKを得ると、それをマラニョンが逆転勝ちに導く一発を落ち着いて決め、熱戦に終止符を打った。試合後にはフアン エスナイデル監督が退席処分となり、後味の悪いゲームとなった。

スタジアムフクダ電子アリーナ
入場者数10,003 人
天候/気温/湿度晴/30.5℃/68%

順位勝点得失点得点失点
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暑い中行ってきましたフクアリへ!

その暑さを吹き飛ばすような熱い試合にただただ興奮。




【ツエーゲン金沢】vs セレッソ大阪【前年王者に屈する、3回戦敗退】

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 天皇杯3回戦、金沢はホームにC大阪を迎えた。

 タイトな日程で連戦中の金沢は、直近のリーグ戦からメンバーの入れ替えを実施。石田 崚真、廣井 友信、梅鉢 貴秀らが先発出場。C大阪から育成型期限付き移籍中の庄司 朋乃也はCBの一角としてピッチに立ち、2016、17年にC大阪でプレーした清原 翔平もスタメンに名を連ねた。

 対するC大阪は、ロシアW杯日本代表の山口 蛍、韓国代表のキム ジンヒョンは帯同しなかったものの、基本的にはベストメンバーで試合に臨んだ。丹野 研太がゴールを守り、ソウザとオスマルのダブルボランチ。

 試合は[4-4-2]同士のミラーゲーム。開始早々、C大阪は清武 弘嗣が右に展開。縦パスに杉本 健勇が絡んでいくが、味方との連係からシュートには持ち込めない。立ち上がりからボールを保持したのはC大阪。金沢は守備ブロックを構えて対抗する。8分、金沢の垣田 裕暉がディフェンスラインの背後にパスを送るが、裏にランニングした加藤 大樹には合わず、GK丹野がキャッチ。

 10分、C大阪は中央でボールをつないでタメを作る。そして、柿谷 曜一朗のパスに抜け出した水沼 宏太のシュートが決まって先制に成功する。C大阪はボールを保持しつつも、守備では自陣にブロックを作ってリードを生かした試合運びを見せる。どこかゆったりとしたテンポの中、金沢はボールを回すことはできたが、要所で激しくつぶしにくるC大阪の守備を崩すには至らない。20分、加藤がドリブルで持ち込むが、DFに対応された。

 26分、右サイドに起点を作ったC大阪は、サイドに流れていた柿谷がクロスを供給し、ゴール前の清武がヘディングシュート。これが決まってスコアは2-0。しかし、37分に柿谷はヤン ドンヒョンと交代。アクシデントと思われる。

 金沢は37分、右から左に展開して最後は中央の藤村 慶太がミドルシュート。だが、これは枠を捉えない。41分には加藤がシュートを放つが、右ポストに当たったあと、ボールはGKの手中に収まった。

 53分、金沢はこの日FWを務めた清原に代えて、佐藤 洸一を投入。しかし、後半立ち上がりもC大阪のペースで試合が進む。54分、右サイドで高い位置を取ったソウザがDFをかわしてクロスを送ったものの、これは金沢がクリア。

 57分、カウンターのチャンスに垣田が敵陣にボールを運んでいくが、DFが対応した。62分、右からのクロスに垣田が頭で合わせるも、枠の外。その直後には、宮崎 幾笑がミドルシュートを狙うが、GKのセーブに遭う。劣勢だった金沢だが、C大阪を押し込んで攻める時間帯を作り、得点を奪いにいく。76分には、藤村がシュートを狙うが枠の外。

 82分、C大阪は中央でのコンビネーションからソウザが狙っていくも枠をそれた。C大阪は金沢の攻撃を防ぎ、チャンスと見るやカウンターを繰り出す。終了間際、福満 隆貴がゴール至近距離からダメ押しの3点目を奪い、試合は3-0でタイムアップ。

 前半はC大阪が掌握したゲームだったが、金沢としては後半のチャンスを逃したことが悔やまれる。守勢の時間も無失点で耐えたC大阪が、次のラウンドにコマを進めた。


スタジアム西部緑地公園
入場者数5,540 人
天候/気温/湿度曇/27.5℃/82%


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