【ツエーゲン金沢】vs 徳島ヴォルティス【風ツエーゲン、痛み分け】

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 15位の金沢が9位の徳島をホームに迎えた一戦。金沢は前節・松本戦で戦列復帰した梅鉢 貴秀がメンバー外。松本戦も万全とは言えなかっただけに、状態が気がかりだ。離脱者が続出中の徳島はこの日も岩尾 憲、杉本 太郎ら主力を欠いたが、島屋 八徳が先発復帰。

 ファーストシュートは金沢だった。1分、右からのFKにファーサイドで作田 裕次が豪快ヘッドを放つが、左のポストに嫌われた。試合は強い風が吹く中、なかなかボールが落ち着かない展開。徳島は前線の山﨑 凌吾、佐藤 晃大をターゲットにしたロングボールを織り交ぜながら起点を作ろうとした。柳下 正明監督が「徳島の選手たちのほうが反応が速くてセカンドボールを拾えていたと思う」と振り返ったように、セカンドボールの攻防では徳島が優勢だった。

 また、徳島は高い位置を取った大本 祐槻にボールが入ると、その大本が積極的に1対1を仕掛けて何度も突破を試みた。18分、大本のクロスに佐藤 晃大が頭で合わせるも、枠を捉えない。これに対して金沢の柳下監督は石田 崚真を右SBに投入し、毛利 駿也を左SBに回して対応する。

 試合は0-0のまま後半へ。徳島のボール回しもなかなかテンポが上がらない。前線に縦パスを付けても、昨季の金沢を苦しめた流れるような攻撃は展開できず。金沢は51分に宮崎 幾笑が遠目から思い切りよく狙ったものの、クロスバーにはじかれた。86分、徳島のシシーニョがミドルシュート。しかしこれはGKが阻止。最後まで両者にゴールは生まれず、勝点1を分け合う結果となった。

スタジアム西部緑地公園
入場者数4,004 人
天候/気温/湿度晴/20.8℃/42%

順位勝点得失点得点失点
1419546-11718

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【ツエーゲン金沢】vs 松本山雅FC【大崩れも中盤の要・梅鉢復帰は好材料】

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 地域リーグ時代からのライバルである金沢を、アルウィンで迎え撃った松本。暑さによる消耗も危惧されたが、両チームともにキックオフ直後からエンジン全開。この試合に懸ける両雄の意気込みを感じさせる出だしとなった。

 パウリーニョの出場停止により、足元の技術に長けた岡本 知剛をボランチ起用したホームチーム。中盤の底から長短のパスを配給するが、金沢の守備も堅い。逆にカウンターから好機を作られ、セットプレーで冷や汗をかく場面も。そんな一進一退の展開で迎えた26分、想定外の形で試合が動く。右サイドの岩上 祐三が敵陣深くから上げたクロスが対峙した相手に当たってゴールに吸い込まれ、松本が先制。さらに32分にペナルティーエリア外からセルジーニョがミドルシュートを決め、38分にはゴール前の混戦から岡本が左足で流し込む。わずか12分間で3点のリードを奪うことに成功した松本が、優位に立って前半を折り返した。

 後半になっても試合の流れは大きく変わらない。前線からのフォアチェックが機能する松本に対し、金沢はカウンターからチャンスこそ作ったもののゴールには届かない。そこで早いうちに交代カードを使い切ることで状況の打開を図るが、松本の牙城を崩すには至らず。逆にホームチームは75分にPKからセルジーニョ、77分には石原 崇兆と相次いで加点する。

 一矢報いたいアウェイチームだったが、最後までゴールネットを揺らすには至らない。結局、5-0のまま試合終了のホイッスル。決めるべき場面で決め切った松本が大勝し、ホームで勝点3を手中に収めた。

スタジアム松本平 アルウィン
入場者数11,333 人
天候/気温/湿度晴/23.1℃/32%

順位勝点得失点得点失点
1518536-11718

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【ツエーゲン金沢】vs 東京ヴェルディ1969

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 3連戦の最後に中2日での試合とあって、ともに前節からメンバーを変更。東京Vは井上 潮音が外れ、前節はベンチだった田村 直也がスタメンに復帰した。金沢は佐藤 洸一が8試合ぶりのスタメンの他、沼田 圭悟、宮崎 幾笑もスタメンに名を連ねた。

 試合は立ち上がりから金沢がアグレッシブにプレスを掛けるが、東京Vはピッチを広く使って巧みにボールを動かし、金沢陣内に攻め込んでいく。しかし金沢もすぐに対応。東京Vのダブルボランチから自由を奪い、パスが出た先で激しくボールを奪うと、シンプルに佐藤をターゲットとする攻撃で脅かす。均衡が崩れたのは29分。藤村 慶太が斜めに鋭いクサビのパスを中央に打ち込むと、それを佐藤が落とし、走り込んだ宮崎が拾ってゴールネットを揺らす。金沢先制。ここ2試合、リードを許すと点を取るため前がかりになってカウンターから失点を重ねている東京Vにとってはイヤな展開。それでも前半は0-1のまま終え、反撃は後半に託した。

 後半、1点を追う東京Vは53分にカルロス マルティネス、61分に李 栄直と、次々に交代カードを切る。しかし金沢の堅守の前になかなか打開策を見いだせず、攻めに人数をかけているぶん薄い守備を何度もカウンターで襲われてピンチを招きながら時間が過ぎていった。79分には林 昇吾を投入し、前線に上がった李 栄直をターゲットにしたクロス攻撃に活路を見いだすも、なかなか決定機にまでは持ち込めない。アディショナルタイム、左サイドから梶川 諒太のクロスにカルロス マルティネスが頭で合わせるが、ループ気味に枠を捉えたボールはGK白井 裕人がはじき出した。その後のCKも金沢は集中してはね返し、タイムアップを迎え今季5勝目。東京Vはこれで3連敗となり、順位を大きく落とした。

スタジアム味の素スタジアム
入場者数5,587 人
天候/気温/湿度晴/25℃/35%

順位勝点得失点得点失点
81853541713

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