【ツエーゲン金沢】vs ジェフユナイテッド千葉【真夏の大逆転劇】

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 ともに天皇杯3回戦から中3日となった勝点28で並ぶチーム同士の一戦。神戸戦から3人を入れ替えて臨んだ千葉は、神戸戦と同じ[3-4-2-1]でスタートし、前からプレッシャーを掛けにいくが、うだるような暑さの影響もあり運動量が上がらず、守備がハマらない。すると13分、金沢は右サイドを攻略し、最後はゴール前に詰めていた宮崎 幾笑が押し込み先制する。なかなかパフォーマンスが上がらない千葉は19分、船山 貴之をトップ下に置く[4-2-3-1]に変更。すると徐々にリズムを取り戻し、金沢のゴール前に迫る場面が増えるが、ゴールには至らない。35分にはシステム変更で右SBに出ていた岡野 洵に代えて、山本 真希を投入し、攻撃姿勢を強める。それが実ったのが45+1分、為田 大貴が粘って得た左CKから中央で増嶋 竜也が逸らしたボールをラリベイが合わせて、同点に追いついてハーフタイムを迎える。

 後半立ち上がり、千葉が前半の勢いのまま、セットプレーから追加点を奪うことに成功する。50分、ペナルティーエリア手前左からのFKで船山が送ったクロスをエベルトが頭で強烈なシュートを叩き込む。55分には今度は右CKから増嶋が頭でネットを揺らし、リードを2点に広げる。マラニョン、石田 崚真を投入した金沢は攻撃姿勢を強め、68分には清原 翔平をピッチに送り出して最後のカードを切る。すると74分にオウンゴールで1点差とすると、その2分後には沼田 圭悟のクロスにマラニョンが飛び込み、試合を振り出しに戻す。そして、アディショナルタイムにドラマ。金沢のCKの場面でPKを得ると、それをマラニョンが逆転勝ちに導く一発を落ち着いて決め、熱戦に終止符を打った。試合後にはフアン エスナイデル監督が退席処分となり、後味の悪いゲームとなった。

スタジアムフクダ電子アリーナ
入場者数10,003 人
天候/気温/湿度晴/30.5℃/68%

順位勝点得失点得点失点
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その暑さを吹き飛ばすような熱い試合にただただ興奮。




【ツエーゲン金沢】vs セレッソ大阪【前年王者に屈する、3回戦敗退】

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 天皇杯3回戦、金沢はホームにC大阪を迎えた。

 タイトな日程で連戦中の金沢は、直近のリーグ戦からメンバーの入れ替えを実施。石田 崚真、廣井 友信、梅鉢 貴秀らが先発出場。C大阪から育成型期限付き移籍中の庄司 朋乃也はCBの一角としてピッチに立ち、2016、17年にC大阪でプレーした清原 翔平もスタメンに名を連ねた。

 対するC大阪は、ロシアW杯日本代表の山口 蛍、韓国代表のキム ジンヒョンは帯同しなかったものの、基本的にはベストメンバーで試合に臨んだ。丹野 研太がゴールを守り、ソウザとオスマルのダブルボランチ。

 試合は[4-4-2]同士のミラーゲーム。開始早々、C大阪は清武 弘嗣が右に展開。縦パスに杉本 健勇が絡んでいくが、味方との連係からシュートには持ち込めない。立ち上がりからボールを保持したのはC大阪。金沢は守備ブロックを構えて対抗する。8分、金沢の垣田 裕暉がディフェンスラインの背後にパスを送るが、裏にランニングした加藤 大樹には合わず、GK丹野がキャッチ。

 10分、C大阪は中央でボールをつないでタメを作る。そして、柿谷 曜一朗のパスに抜け出した水沼 宏太のシュートが決まって先制に成功する。C大阪はボールを保持しつつも、守備では自陣にブロックを作ってリードを生かした試合運びを見せる。どこかゆったりとしたテンポの中、金沢はボールを回すことはできたが、要所で激しくつぶしにくるC大阪の守備を崩すには至らない。20分、加藤がドリブルで持ち込むが、DFに対応された。

 26分、右サイドに起点を作ったC大阪は、サイドに流れていた柿谷がクロスを供給し、ゴール前の清武がヘディングシュート。これが決まってスコアは2-0。しかし、37分に柿谷はヤン ドンヒョンと交代。アクシデントと思われる。

 金沢は37分、右から左に展開して最後は中央の藤村 慶太がミドルシュート。だが、これは枠を捉えない。41分には加藤がシュートを放つが、右ポストに当たったあと、ボールはGKの手中に収まった。

 53分、金沢はこの日FWを務めた清原に代えて、佐藤 洸一を投入。しかし、後半立ち上がりもC大阪のペースで試合が進む。54分、右サイドで高い位置を取ったソウザがDFをかわしてクロスを送ったものの、これは金沢がクリア。

 57分、カウンターのチャンスに垣田が敵陣にボールを運んでいくが、DFが対応した。62分、右からのクロスに垣田が頭で合わせるも、枠の外。その直後には、宮崎 幾笑がミドルシュートを狙うが、GKのセーブに遭う。劣勢だった金沢だが、C大阪を押し込んで攻める時間帯を作り、得点を奪いにいく。76分には、藤村がシュートを狙うが枠の外。

 82分、C大阪は中央でのコンビネーションからソウザが狙っていくも枠をそれた。C大阪は金沢の攻撃を防ぎ、チャンスと見るやカウンターを繰り出す。終了間際、福満 隆貴がゴール至近距離からダメ押しの3点目を奪い、試合は3-0でタイムアップ。

 前半はC大阪が掌握したゲームだったが、金沢としては後半のチャンスを逃したことが悔やまれる。守勢の時間も無失点で耐えたC大阪が、次のラウンドにコマを進めた。


スタジアム西部緑地公園
入場者数5,540 人
天候/気温/湿度曇/27.5℃/82%


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【ツエーゲン金沢】vs レノファ山口【どしゃぶり豪雨、上位相手にも相性は良く】

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4日に未消化分の第18節・甲府戦を終えた金沢は、中二日で今節・山口戦を迎える。甲府戦は普段の先発メンバーから多くの選手を入れ替えて臨んだが、山口戦は主力組がピッチに立った。1試合休んだことで疲労はある程度抑えられたのではないか。山口は前節・横浜FC戦からメンバーを二人変更。ジェルソン ビエイラがCBに入り、大崎 淳矢がインサイドハーフを務めた。

5分、金沢が中盤でパスミスをし、山口にボールが渡ると、最後はオナイウ 阿道がこぼれ球を豪快ボレーシュート。山口が先手をとった。山口は金沢の守備にハマらないようにボールを動かし、試合の流れを渡さない。守備においても金沢のCBにまで圧力を掛けにいく。

先制を許した金沢は20分にチャンスを迎える。FKのこぼれ球を沼田 圭悟が藤村 慶太につなぎ、ここからのクロスから杉浦 恭平がシュートを放つも、GKに防がれた。

時間が経つにつれて、試合は互いにスペースを突くオープンな展開に。59分、金沢の杉浦がペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。そして、キッカーのマラニョンが思い切りよく蹴り込んで試合を振り出しに戻す。さらに63分には、中盤の攻防を金沢が制し、マラニョンが加藤 大樹にスルーパス。加藤がDFに寄せられながらも決めて、逆転に成功する。

しかし、山口もすぐに取り返す。69分、三幸 秀稔のパスがDFに当たって高木 大輔にボールが渡る。これを高木が冷静に仕留めてスコアは2-2。その後も両者攻めあったが、勝点1を分け合う結果となった。

スタジアム西部緑地公園
入場者数2,108 人
天候/気温/湿度雨/24.4℃/77%

順位勝点得失点得点失点
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